3月13日、川添信介厚生補導担当副学長は「吉田寮自治会の「表明ならびに要求」について」と題する文書を発表し、吉田寮自治会との話し合いの再開に応じない姿勢をあらためて明らかにしました。主な理由は、寮生が新棟居住にあたって大学当局が示した条件(「吉田寮の今後のあり方について」(イ)の(1)で示された条件)を認めていないことです。
もともと大学執行部が全寮生退去を求めた理由は「老朽化」した現棟における「安全確保」だったはずです。なぜ新棟への居住にあたって、自治寮としての性格の否定にかかわる諸条件を受け入れなくてはならないのか。大学執行部は、今回の文書でも説得的な理由を提示していません。「とにかく決まったことだ、黙ってしたがえ、したがわない者は出て行け」と言わんばかりの態度です。
大学執行部が本当に寮生の「安全確保」を最優先に考えているのだとすれば、新棟への居住をまずは認めた上で、入寮選考のあり方や、現棟の補修・耐震化についての話し合いをすべきではないでしょうか。それとも、大学当局の一方的な要求をうけいれない寮生の生命安全はどうなってもよい、というのでしょうか。
本日を第2次集約の期限として設定していましたが、状況に鑑みて第3次集約を4月24日(水)と再設定し、引き続き呼びかけを続けます。
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